自分の愛し方シリーズをお読みいただきありがとうございます。
これまでのお話をまとめておきますね。
自分の愛し方0-幸せになるのは難しくない
自分の愛し方1-知ること-あなたを知る10のリスト
そして前回は、その次のステップ「自分の愛し方-2」として、どんな感情を抱いていても「そのままでいい」と自分を許すことで、さらに一歩前に進める、というお話をしました。
今回はさらに先へと進みましょう。
ステップ3は「自分に触れること」です。
最近、自分に触れましたか?
なんだか変な質問だなと違和感を持った方もいるかもしれません。
他者に「触れてほしい」と思うことはよくありますよね。
がんばったら頭をなでてほしい。
マッサージでコリをほぐしてほしい。
エステで奇麗にしてほしい。
ぎゅっと抱きしめてほしい。
肌を合わせて愛を感じさせてほしい。
その反面、普段から意識的に自分に触れている人は、実はあまり多くありません。
お客様にもたまにこの質問をすると、
「お風呂に入るときくらいは…」
「顔を洗う?他は考えたことがないかも…」
と、きょとんとした反応をいただくことがあります。
身体に触れる、と聞くとなんだかナルシストのようで恥ずかしく感じられるという方もいます。
普段なじみがないことというのは、違和感があるものですね。
でも、ちょっと考えてみてください。
あなたの身体は生まれてからずっと、あなたの心とともにあるのです。
生まれたてのころから心と一緒に成長したり、
愛する人と触れ合って喜んだり、
時には食べ過ぎ飲みすぎで負担をかけたり、
風邪をひいて不調になってしまったり、
あなたの身体は何十年もあなたの心と一緒に苦楽をともにしてきたはずです。
心のケアと同じように、身体もケアしてあげませんか?
高価なサプリメントを飲んだり
無理をしてエステに通ったりしなくても大丈夫です。
お風呂から上がったとき、眠る前、ちょっとだけ身体をいたわる時間をとりましょう。
ひとつの方法をご紹介しますね。
てのひらで優しく、身体に触れる、優しく簡単なケアです。道具もいりません。
できるだけゆったりできる時間に、リラックスした服装で、深い呼吸で行ってくださいね。
1.深呼吸して、床に座ります。
2.両方のてのひらで、頭を優しく包み込みます。
3.てのひらで頬に触れ、あたためます。
4.首、肩、腕にも優しく触れてゆきましょう。
5.手を胸の前で組んで、「いつもがんばってくれてありがとう」と心の中で唱え、深呼吸。
6.胸、おなか、下腹部、背中…と胴回りのパーツにてのひらを優しく滑らせます。
7.足も片方ずつ、もも、ひざ、ふくらはぎ、つま先まで、やさしく触れましょう。
8.このとき、無理にもみほぐさなくても大丈夫です。
9.お尻や骨盤回り、子宮まわりは特に大切な気持ちで、念入りに行います。
10.最後にまた、手を胸の前で組んで大きく深呼吸。
最後の深呼吸のときは、
身体にたまっていた疲れやモヤモヤをふーっと外に押し出すようなイメージで息を吐き、
新鮮な空気を身体に行き渡せるようなイメージで息を吸うのがおすすめです。
いかがでしたか?
ちょっと気持ちが変わったような気がする?
身体があたたまったような感覚がある?
いやいや、あまりわからない…
そんなことよりマッサージにいきたいな…
いろいろな感想があって大丈夫です。
「健全なる精神は健全なる身体に宿る」とはよく聞く言葉です。
でも毎日を必死で生きていると、つい身体のことは忘れてしまったり、
後回しにしてしまったりすることもあり、それは誰にも責められることではありません。
日ごろ酷使しがちな自分の身体と向き合う時間をあえて作ってあげる、そのことが大切です。
自分の心だけでなく、身体も気にかけてあげる、
それができればまたさらに一歩、自分を愛し、幸せに近づいてゆけるでしょう。
次回は、身体と向き合って一呼吸おけたあなたが進む、次のステップについてお話しますね。
マジカルサロン
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