前回は、自分を知ることは自分を愛するための第一歩、というお話をしました。
「あなたを知るための10のリスト」も公開しました。
(なんのこと?という方はこちらから過去記事をご覧いただけます)
今回は次のステップに進みましょう。
ステップ2は「自分を許すこと」です。
突然ですが…
前回ご紹介した10のリストのワークをちょっと思いだしてみてください。
書きにくかったこと、ありませんでしたか?
認めたくないなと思うこと、ありませんでしたか?
まるで自分の中の自分が
「こんなの私じゃない」
「あんなこと思いだしたくない」
「こんなの認めたくない…」
と否定しているような気持ち…
ほんの一瞬でも心をかすめた方も多かったのではないでしょうか。
ここまで聞くと、
「自分の悪いところを嫌いましょう」
「悪いところは否定して絶対直しましょう」
という展開になるのかな、と思われるかもしれませんね。
いいえ、そうではありません。
このことを認めたくなかったのだな。
このことは自慢に思っているのだな。
このことはたくさん語れるな。
これは考えたことがなかったな。
つらい思い出があったな。
楽しいことがいくつも思い浮かんだな。
そのすべてが、あなただけのとても大切な感情です。
10のリストでこれまでの人生を振り返って、感想を持てた、
それこそがとても重要で素晴らしいことなのです。
その感想がポジティブなものでも、そうでなくてもかまいません。
思い浮かんだすべての感情が、あなたを形作る、大切なものです。
心に浮かんだネガティブな気持ちをすぐ否定しなくてよいのです。
喜びも、うれしさも、楽しさも。
不安も、不満も、心配も。
そのすべてが、あなたです。
「そのままでいい。」
シンプルで大切な言葉です。
自分のことが好きだという気持ちも、
今は理想通りにはなれないという気持ちも、
すべて、まずはそのままで大丈夫です。
弱くても。
不器用でも。
格好悪くても。
理想とは違っても。
どんな自分も受け入れ、許すことで幸せになる準備はまた一歩進みます。
あなたがそこにいること、それだけで尊いことを忘れないでくださいね。
次回は、自分を許したあなたが進む、次のステップについてお話いたしますね。
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