前回、「自分の愛し方０～幸せになるのは難しくない」というコラムで、自分を愛せないのは、刺激をネガティブに変換してしまう癖のせい。癖を直せば世界もあなたも変わる。変わらないなんて、もったいない！というお話をしました。

今日はその具体的な方法、最初のステップをお伝えしていきますね。

自分を愛するための最初のステップは「自分を知ること」です。

自分のことなんて知ってる！
今さら自己分析なんて！
自分が一番よくわかっている！
余計なお世話！

そんな方も、無理にとは申しませんが、せっかくここにたどりついてくださったのです。
ちょっとした時間つぶしと思ってやってみませんか？
（やってみて、やっぱり私には必要なかったと感じられたなら、忘れていただいて構いませんよ）

まず、紙とペンを用意しましょう。

パソコンやスマホでも大丈夫ですが、ほかの情報に気が散ることも多いので、できればアナログがおすすめです。

お気に入りのドリンクでも飲みながら、ゆったりした気持ちで机に向かえると最高ですね。

ご準備はよろしいでしょうか…？

それでは、順に次のことを書いてみましょう。

「あなたを知るための１０のリスト」

１．あなたのお名前を
２．あなたの好きなもの
３．あなたの苦手なもの
４．あなたの大切な人
５．あなたがうれしくなること
６．あなたが悲しくなること
７．あなたが腹を立てること
８．あなたが楽しいと思えること
９．生きてきて一番ハッピーだった思い出
１０．もし明日この世から消えてしまうなら、やっておきたいこと

※　順番でなくてもかまいません。書けるところからで大丈夫です。
※　たくさん思い浮かぶ項目はたくさん書きましょう。
※　ちょっとしか思い浮かばなないところは無理をしなくて大丈夫です。
※　誰にも見られませんから、本当のことを書きましょう。

書き終わりましたか？

思っていたとおりの内容だったでしょうか。
意外な言葉がでてきましたか。
疲れてしまったでしょうか。
すがすがしい気持ちになられましたか。

１０個もあって多かったかもしれませんね。

あなたのこれまでの何十年という人生の記録は本にすれば何十冊、何百冊というボリュームになります。
そのなかで経験したこと、感じたこと、積み重ねてきたことをギュッと凝縮したのがこの１０のリストなのです。

ちなみ私も毎年このリストを書いています。
何度書いてもうまく書けるところとそうでないところがありますし、
ずっと変わらないこともあれば、毎年かわることもあります。

それでよいのです。

自分のことに向き合うのは恥ずかしいかもしれません。
思い出したくないことがあるかもしれません。

それでも、普段の忙しい毎日のなかで、
自分に向き合い、
自分を知ろうとしてあげる、
自分を気にかけてあげる。

このひと手間ができれば、自分を愛することに一歩近づけます。

自分を愛すことができれば、幸せに一歩近づけます。

今すぐにできなかった方も、ぜひ「今度」といわず、今日眠りにつく前に、「あなたを知るための10のリスト」を試してみてくださいね。

次回は、自分を知ったあなたが進む、次のステップについてお話いたしますね。

マジカルサロン
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