「大切な人に気持ちを伝えるのが苦手です」
「思っていることを言えなくて溜めこみ続けて、大爆発しました」

心の中には寂しさや不安やモヤモヤが渦巻いているけど、
大切な人に嫌われたくないから本当の気持ちは言えない…

勇気を振り絞って不安を伝えたのに、彼は「ふーん…」だけ…
全然気持ちをわかってもらえない！我慢の限界！！！
と、感情を爆発させたら彼に引かれてしまった…連絡がつかない…

こんなご相談がマジカルサロンには日々寄せられています。
とても切ないですが、こういうお話は珍しいものではないのです。

彼の負担にならないように不安な気持ちを伝えずに我慢していたのに。
わかってもらえなくて辛かったのは私の方なのに。

どうして私だけこんなつらい目にあわなきゃいけないの…？
頑張って伝えたのに、彼はどうして私の気持ちをわかってくれないの…？

もちろん、彼にも直すべき点があるかと思いますが、こういうことが起こった場合、
残念ながら「彼が100％悪い」「あなたは一つも悪くない」とは断言できないのです。

気持ちを溜め込むこと。怒りながら気持ちをぶちまけること。
それは「あなたが、自分で選んでいること」です。
彼に無理やりやらされたわけではなく、あなた自身の選択の結果です。

でも、がっかりすることはありません。

あなたが選んだ行動にうまくいかない原因があるならば、
その行動をちょっと変えてあげればよいのですから。
他人を変えるより自分を変えるほうがずっと易しいのです。

むしろ、あなたが「大切な人に気持ちを伝える」コツをおさえれば、恋のすれ違いは起きにくくなります。
辛い気持ちになるタイミングがどんどん減り、代わりに二人の心の距離はどんどん縮まっていきますよ。

では、具体的にどうすればよいのでしょうか。

「大切な人に気持ちを伝える」コツを見ていきましょう。
相手に気持ちを言葉で伝えるのが苦手な方でも大丈夫ですよ。

それでは、「大切な人に気持ちを伝える」コツをご紹介します。

1.自分の気持ちを冷静に言葉にする。

泣きわめいたり怒りに任せて文句をぶちまけたりするのは、もはや言葉の暴力です。
本当の気持ちを言えない…と下を向いて黙っていても、彼はエスパーではないので察してくれません。
思わせぶりにSNSに匂わせ投稿をしても、見てくれないかもしれません。

自分の気持ちは案外自分でもうまく整理できていないこともあるもの。
あなた自身が何をどう思っているのか、なぜそう感じているのかを、
まずは自分でちゃんと理解しましょう。

紙に書きだしてまとめてみるのもいいですよ。
「あ、私ってこう思っていたんだな」という発見があるかも。

彼への愛を確かめる作業にもなり、一石二鳥です。

2. 彼の気持ちも大切にする。

私はかわいそうな人、彼は意地悪な人、という立場を決めてしまっては、対等な関係を築くことはできません。

人間同士、それぞれに考え方や立場に違いがあることを改めて考えてみましょう。

あなたにはあなたの事情があるように、彼には彼の事情があります。
あなたにはあなたの気持ちがあるように、彼には彼の気持ちがあります。

どちらかが従う、従わせるのではありません。
あなたがどう感じてもOK、彼がどう考えてもOK。

「私はこう思う。あなたの気持ちや考えも聞かせてほしい」と穏やかに伝えて、
自分の気持ちも彼の気持ちも同じくらい大切にできるような対話の場を作ってみませんか。

お互いを思いやれる二人だからこそ、結ばれたのですから。

3. 二人の幸せを作るための言葉を選ぶ。

「あのときもこうだった！」「あなたはもともとこうで…」と過去を掘り返したり、
根本的な性格の話まで持ち出して相手の人格を否定するのはご法度。
いたずらに傷つけ合うことになるだけです。

言葉がどんどん溢れてきそうなときは一度落ち着いて、
その言葉を本当に口に出す必要があるのかを考えてみましょう。

二人の幸せを作るために必要な言葉なのか、そうでないのかは
彼に選ばれたあなたにならわかるはずです。

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